卒業生による礼拝メッセージ 第3回
「心の戸の外にいるお方」(ヨハネの黙示録 3:20)
6月9日(月)中等部の礼拝には、松田綾乃先生(日本バプテスト・バイブル・フェローシップ 港北ニュータウン聖書バプテスト教会 学生担当伝道師)がお越しくださいました。
松田先生は、ご自分の中高時代をスクリーンに映し出したイラストなどで紹介しながら、どのようにご自分が在学中にイエス・キリストを信じたのかをお話くださいました。玉聖に入学して初めて聞いた聖書のお話には、何年間もほとんど関心を払わなかったとのことですが、転機は高3のときでした。仲直りをした大切な友だちから教会に誘われたことがきっかけで、はじめて自分から進んで教会の礼拝に行くようになり、「イエス様は自分にとってどのような存在なのか」を考え始めたそうです。それ以来、毎朝の礼拝のことばが心に入ってくるようになり、高3の信仰告白に至ったことを、ヨハネの黙示録3章20節のことばから説明してくださいました。 「見よ。わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」
中1のときの聖書科の先生が「あなたが玉聖に来たのは神のご計画なのです」と言っていたそうです。松田先生のことばを聞いた生徒たちも、自分にとって神様はどういう方なのかを、これから考え始めていくのではないかと思わされました。
(75周年企画「卒業生による礼拝と証集」委員会/安藤理)
