卒業生による礼拝メッセージ 第4回
「本当の神様は一人だけ」(創世記1:26~27/詩篇121:5)
6月9日(月)高等部の卒業生による礼拝では、「本当の神様は一人だけ」と題して、芹沢幸子先生(ICBF八王子教会牧師)にお話ししていただきました。多くの実例や例話を通して先生が伝えてくださったことは、「本当の神様は一人だけであり、全世界を造った神様こそ、あなたを守ってくださる方だ」というメッセージでした。 「困った時の神頼み」という言葉があります。先生も借金を抱えて倒産した友人に祈ってほしいと頼まれたことがあったそうです。困った時にこそ、本当に助けてくれる神が誰なのかが問われました。
祈っても助けてくれない神様に祈っていないでしょうか。その神様は本当に私たちが困った時に助けてくれるでしょうか。もし、私たちがその神様が燃えたり無くなったりしないように世話をしないといけない神ならば、その神に私たちを守ることはできません。いくら祈っても、生きていない偽物の神様に祈っているのならば、聞いてもらうことはできません。何が本物で何が偽物なのか、見抜く必要があります。
本当の神様は人間が造った神ではありません。人間を造られた神様です。聖書には次のように書いてあります。「神は人をご自身のかたちとして創造された。」 また、聖書には次のように書いてあります。「主はあなたを守る方。」全世界と人間を造った方こそ、本当の神様であり、この神様は「あなたを守る方」です。 短い朝のメッセージの時間に、先生は本当に大切なことを凝縮して伝えてくださいました。
(75周年企画「卒業生による礼拝と証集」委員会/倉嶋)
