卒業生による礼拝メッセージ 第7回

「出会い続けてくださる神」(箴言 16:9)

鈴木 満由美さん

75周年の記念企画「卒業生による礼拝」の最終日、6月11日(水)の中等部礼拝には、鈴木満由美先生(日本同盟基督教団小竹町聖書教会牧師夫人)が「出会い続けてくださる神」と言うテーマでお話くださいました。

聖書箇所は旧約聖書の箴言16章9節です。
「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。」

鈴木先生は、クリスチャンの家庭ではありませんでしたが、小さい頃から習い事と同じような気持ちで教会学校に楽しく通っていたそうです。玉聖中等部に入学してから、毎朝の礼拝、毎週の教会学校、そして長期休みに松原湖バイブルキャンプに行くようになり、神様の愛のすばらしさを知るようになったそうですが、同時に、人間関係で悩んだり自分を好きになれなかったりもしていました。そんな中で、自分の道を確かにしてくださる救い主として、イエス様を信じる決心をして洗礼を受けたのは中3のときだとのことです。

先生はご自分の歩みを、「プロフィールにしてしまえばほんの数行ですが、その中にいろいろな思いや出来事がありました」と説明してくださって、箴言16章9節の言葉を繰り返しながら、私たちの思いを越えて人生を導き、折々に何度も私たちに出会い直してくださる神様の愛を伝えてくださいました。鈴木先生の優しい語り掛けを聞きながら、自分にも神様が出会い続けてくださる人生が待っているのではないかと期待する思いを持った者は多かったのではないかと思います。「卒業生による礼拝」の最後に、確かな希望を受け取ることができた礼拝でした。

(75周年企画「卒業生による礼拝と証集」委員会/安藤理)

鈴木 満由美さん プロフィール
卒業後、(学)青山学院就職。在職中、牧師の夫と結婚。町田南キリスト教会、松原湖BC(長野県)を経て、2023年より小竹町聖書教会(練馬区)へ。夫と共に教会にお仕えしつつ、再び青山学院宗教センターにて週に数回お手伝いをさせていただく日々。一男一女の母。