玉川聖学院 創立75周年 ロゴ玉川聖学院 創立75周年

理事長ご挨拶

[Greeting]

玉川聖学院理事長 バーナード・バートン

玉川聖学院
創立75周年の喜びと驚き

玉川聖学院は今日も神様に与えられた使命を追い求め、より優れた教育を目指して前進しようとしています。創立75周年を迎える玉川聖学院は、使徒パウロがその使命に対して持っていたのと同じ心の姿勢を抱いています。パウロは宣言しました。

「私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ、捕らえようとして追求しているのです。そして、それを得るようにと、キリスト・イエスが私を捕えてくださったのです。」(新約聖書 ピリピ人への手紙3:12)

これまで多くの人がこの道をともに歩み、力と知恵を持って支えてくださったことをよく承知しております。この学校に主が与えられた使命を信じ、この学校を愛し、支援、応援してくださいました。今、校舎が建てられてから25年となり、設備管理や補修の必要が増えていることについても、全人教育を変わらず目指すことについても、あなたの支援と力を必要としています。創立75周年を記念として、本校の寄付金事業にぜひ加わってください。

これからの玉川聖学院のミッションを応援してくださり、真にありがとうございます。共に玉川聖学院に与えられている使命を追い求め続けていきましょう。

玉川聖学院理事長バーナード・バートン

75周年TOPICS

[Topics]

75周年記念ロゴマーク

[Design]

75周年記念ロゴは、
生徒から公募し投票により
2024年度卒業生・内田ももさんの
デザインしたロゴに決定しました。
玉聖で経験した出会いや経験を
表現したこのロゴとともに、
75周年を皆様とともに素敵な1年間に。
75周年記念ロゴ

卒業生による礼拝メッセージ

[Message]

75周年の記念企画の1つとして、
6月6日(金)と9日(月)~11日(水)の4日間に渡り、
中等部高等部それぞれの朝の礼拝に、
8名の卒業生をお招きして、
礼拝のメッセージを語っていただきました。
ひとりひとりの人生を神様が
どのように導いてきたのかが
伝わってくる豊かなときとなりました。
そして、玉川聖学院で今学んでいる
生徒たちに対して、
先輩の愛にあふれた励ましを
たくさん聞くことのできたときでした。
各回の報告をさせていただきます。

75周年 イベントスケジュール

[Schedule]

今年度は、75周年の節⽬を
卒業⽣をはじめとして
後援してくださっている⽅々と、
つながりを確かめ、
恵みを共に受けていく1年間です。
2025年度の⽟川聖学院の動きを、
随時更新いたします。
6月

卒業生による朝の礼拝

75周年を記念して、卒業生をメッセンジャーとして招きます。
聖書のお話や、自分の体験を人生の先輩から直接聞く4日間です。

8月

卒業生のためのバイブルキャンプ

毎年大好評の高等部生徒有志のためのバイブルキャンプ。
『同じように聖書を学ぶ機会が卒業生にもほしい!』
そんな思いに答えて、2泊3日の卒業生のためのバイブルキャンプが今年、実現します。コロナ禍でバイブルキャンプが出来なかった頃の卒業生たちが中心になって準備しています。

9月26日

75周年記念集会・75周年記念式典

毎年9月に行っていた創立記念礼拝が、今年は75周年記念礼拝として開催。午前中は学校全体で75年記念礼拝をささげつつ、75年の恵みを振り返ります。
午後は、これまで玉川聖学院を支えてくださった方々をお招きして、今の玉聖の様子を分かち合い、感謝の時を持ちます。
創立当初から支えてくださり、今も英語研修に協力してくださっているアメリカのアンダーソン大学、姉妹校として2013年から歩みを共にしている韓国の崇義女子高校からもお客様を迎えます。

卒業生のための
バイブルキャンプレポート

[CAMP report]

バイブルキャンプレポートの様子

OGバイブルキャンプレポート

創立75周年を記念した様々な企画が提案される中、コロナ禍においてバイブルキャンプに参加できなかった卒業生のことが話題にあがりました。担当教師の推薦により、2020年に高等部に在籍していた卒業生の中から7名の準備委員が立てられ、8月10日~12日に(懐かしの)YMCA東山荘にて2泊3日のキャンプが行われました。

20歳~25歳までの卒業生と教員、あわせて40名超の参加者が与えられ、安藤学院長からのメッセージ、賛美タイム、担当教師による分科会、御殿場アウトレットでのお買い物など充実した時間を過ごすことができました。安藤先生からは「もう一度立ち返る」というテーマで3回のメッセージが語られました。「聖書の神とは別の何かが心の安定になっていませんか、そしてそれは玉聖在籍中よりも別の何かに依り頼む気持ちが強くなってませんか」と問いかけられ、大学や職場での自らの歩みを一人ひとりがふり返りました。

最終日のメッセージの後には、60周年記念歌である「ありのままの私を愛して」を涙ながらに歌う卒業生の姿がありました。祈り支えてくださった皆様に感謝申し上げます。

参加者の証し

準備委員長 金城 希愛(2020年度卒)

玉聖卒業後、大学・社会人生活へと環境が変わる中で、神様に留まり続けることの難しさを覚えていた私にとって、このOGバイブルキャンプに参加できたこと、また準備委員として奉仕できたことはただ主の導きであったと確信しています。

安藤先生のメッセージを通して、みことばを知りながらも神様に背を向けてしまう自分の弱さ、罪の性質が示されました。同時に、主に留まり実を結ぶためには、受け取ったみことばに具体的な行動で応答することこそが今の私に主が望んでおられることだとはっきり認識しました。すでに「友よ」と呼んでくださる主がおられるゆえに、私も応答したい、むしろ応答せずにはいられないという思いへと変えられたことは大きな喜びです。

多くの祈りに支えられ、神様の導きのうちにこのOGバイブルキャンプを開催できたことを感謝します。どのような状況にあっても一人ひとりを招き、再び立ち返らせてくださること、そしてこれまでの玉聖の歩みを守り導いてくださった恵みを覚え、主の御名をたたえます。

75周年記念会報告

[Report]

2025年9月26日(金)に玉川聖学院創立75周年を感謝する集会が開催されました。
午前中は全校集会として生徒と共に、午後は外部からのお客様と共に、これまでの神様の祝福に感謝し、これからのために祈る礼拝をささげる時となりました。

創立75周年記念集会

谷口茂壽先生がミッションスクールとして創設した玉川聖学院は、75年間、礼拝で始まる学校生活を続けてきました。ですから、記念集会も礼拝で始まります。いつものように谷口ホールにて、聖歌隊の賛美があり、続いて全員で賛美をささげます。

ハンドベル部の特別賛美もありました。説教はバーナード・バートン理事長によって、「神の恵みを覚えよう」と題して申命記8章10~18節から、豊かに満ち足りるときにも神を忘れることなく、毎日を主に従って生きるようにと力強く語られました。

続く感謝会では、75年間の歩みを動画で振り返り、2代目学院長フィリップ・キンレイ先生からのビデオレターからも、玉川聖学院が「神様の学校」として守られ、多くの人々によって支えられてきたことを教えられました。
海外からのゲストも集会に参列し、アンダーソン大学前学長のジョン・ピストル氏、崇義女子高校のシム・ジェハン氏にはお祝いのご挨拶をいただき、代表生徒の挨拶のことばも3か国語を駆使して語られて、国を越えたつながりを感じる豊かな感謝会となりました。

創立75周年記念式典

午後には約100名のお客様を迎えての記念式典が開催されました。
第1部の礼拝に続き、第2部では、本校の創立時から支援してくださっている北米神の教会の代表として、北米神の教会宣教局アジア太平洋担当者のドン・アームストロング氏と、崇義女子高校校長のシム・ジェハン氏に祝辞をいただきました。

生徒代表としてハンドベル部による賛美と、ダンス部による迫力ある演技が披露されました。

第3部の懇親会はキンレイ・ホールに場所を移して、軽食と共に、4人の方々からお祝いのことばをいただきました。

榛名新生会理事長の原慶子氏
3.11いわて教会ネットワーク代表の近藤愛哉氏
英語研修プログラムコーディネーターのシェリル・シャンク氏
アンダーソン大学前学長のジョン・ピストル氏

お祝いのことばをくださった皆さんは、本当に長い間、あるいは学校として非常に重要な時期に、生徒たちの成長のために願いと祈りを共にしてくださった方々で、ご挨拶ひとつひとつに聖書に基づいた教育における共感と信頼とがあふれ、これからも共に歩むことを励まされるものでした。

卒業生の辛島小恵さんによる特別賛美もすばらしく、最後に崇義女子高校チャプレンのジョン・ソハク氏に祝福の祈りをしていただき、穏やかで豊かな式典を終えることができました。

今回の記念品の中には、75周年を記念してこれまでの活動をまとめた報告書があります。東日本大震災後に始まった岩手でのボランティアキャンプの報告書、本校で10年間に渡り人権平和学習の講師であった後藤健二氏を覚えて始まった「後藤健二氏記念平和小論文コンクール」の論文集です。さらに、聖書のことば31か所と玉川聖学院の風景写真を合わせた日めくりカレンダーを作成しました。生徒たちやお集まりになったお一人お一人が、これからも神のことばに励まされ、導かれて、祈りを共にするつながりが確かにされていくようにと願ってやみません。

75周年記念集会・式典の一日は、あたたかい感謝と感動のときとなりました。

募金のお願い

[Donation]

玉川聖学院 創立75周年

75周年を機会に本学院では、生徒たちが経済的格差なく学びの機会を得られるように新たな奨学金制度を創設します。生徒たちが自分を生かして世界に仕えることを学んでいけるように、ぜひ経済的なご支援をお願い致します。

75周年記念募金について