2025年9月26日(金)に玉川聖学院創立75周年を感謝する集会が開催されました。
午前中は全校集会として生徒と共に、午後は外部からのお客様と共に、これまでの神様の祝福に感謝し、これからのために祈る礼拝をささげる時となりました。
谷口茂壽先生がミッションスクールとして創設した玉川聖学院は、75年間、礼拝で始まる学校生活を続けてきました。ですから、記念集会も礼拝で始まります。いつものように谷口ホールにて、聖歌隊の賛美があり、続いて全員で賛美をささげます。
ハンドベル部の特別賛美もありました。説教はバーナード・バートン理事長によって、「神の恵みを覚えよう」と題して申命記8章10~18節から、豊かに満ち足りるときにも神を忘れることなく、毎日を主に従って生きるようにと力強く語られました。
続く感謝会では、75年間の歩みを動画で振り返り、2代目学院長フィリップ・キンレイ先生からのビデオレターからも、玉川聖学院が「神様の学校」として守られ、多くの人々によって支えられてきたことを教えられました。
海外からのゲストも集会に参列し、アンダーソン大学前学長のジョン・ピストル氏、崇義女子高校のシム・ジェハン氏にはお祝いのご挨拶をいただき、代表生徒の挨拶のことばも3か国語を駆使して語られて、国を越えたつながりを感じる豊かな感謝会となりました。
午後には約100名のお客様を迎えての記念式典が開催されました。
第1部の礼拝に続き、第2部では、本校の創立時から支援してくださっている北米神の教会の代表として、北米神の教会宣教局アジア太平洋担当者のドン・アームストロング氏と、崇義女子高校校長のシム・ジェハン氏に祝辞をいただきました。
生徒代表としてハンドベル部による賛美と、ダンス部による迫力ある演技が披露されました。
第3部の懇親会はキンレイ・ホールに場所を移して、軽食と共に、4人の方々からお祝いのことばをいただきました。
榛名新生会理事長の原慶子氏
3.11いわて教会ネットワーク代表の近藤愛哉氏
英語研修プログラムコーディネーターのシェリル・シャンク氏
アンダーソン大学前学長のジョン・ピストル氏
お祝いのことばをくださった皆さんは、本当に長い間、あるいは学校として非常に重要な時期に、生徒たちの成長のために願いと祈りを共にしてくださった方々で、ご挨拶ひとつひとつに聖書に基づいた教育における共感と信頼とがあふれ、これからも共に歩むことを励まされるものでした。
卒業生の辛島小恵さんによる特別賛美もすばらしく、最後に崇義女子高校チャプレンのジョン・ソハク氏に祝福の祈りをしていただき、穏やかで豊かな式典を終えることができました。
今回の記念品の中には、75周年を記念してこれまでの活動をまとめた報告書があります。東日本大震災後に始まった岩手でのボランティアキャンプの報告書、本校で10年間に渡り人権平和学習の講師であった後藤健二氏を覚えて始まった「後藤健二氏記念平和小論文コンクール」の論文集です。さらに、聖書のことば31か所と玉川聖学院の風景写真を合わせた日めくりカレンダーを作成しました。生徒たちやお集まりになったお一人お一人が、これからも神のことばに励まされ、導かれて、祈りを共にするつながりが確かにされていくようにと願ってやみません。
75周年記念集会・式典の一日は、あたたかい感謝と感動のときとなりました。